政治的論述を交えた馬鹿げた内容です。
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世界平和を願いまして。
「お前さ。何、其れ。」
「世界平和を祈ろうキャンペーンでもらった。」
「・・・・そう。風船をねぇ。」
「と言うわけで、世界平和について語ってみよう。」
「・・・・・・。」
「慎吾君、この世から国際戦争を無くすにはどうしたらいいと思うかい?」
「・・・そんなの簡単でしょう。世界に国が一つしかなければ国際戦争、国際問題の心配は要りませんぜぃ。」
「なるほど。其れは平和だ。」
「世界で起きる争い事はみんな内紛になる。」
「ん〜?其れはどうやったら無くなるんだね、慎吾君?」
「其れも簡単。世界中の人間が社会主義になればいい。」
「何で。」
「内紛は大体自分よりいい暮らし振りしている奴がいるから起きるんだ。
自分と同じような暮らししている奴しかいなかったらおきね―よ。
実際世界中の食料を平等に分ければ世界中の人間が餓死なんかしないんだから。」
「ふ〜ん。社会主義ねぇ。でもソ連とか上手くいかなくって崩壊したっしょ。」
「あ〜、あれは時代背景とか国力とかの問題っしょ。
其れに貧富の差結構あったっぽいし。生産もいまいちだったし。」
「ふ〜ん。」
「それが世界規模になったら変わってくるだろ。
暑いとこではTシャツ、寒いとこでは人民服が配布。出来るかな〜?」
「え〜。ださ!」
「服が買えなくって凍えてる人もいるんだぞ。」
「でも、ダサい。」
「後、警察が必要。」
「犯罪者がいるの?平和になるのに?」
「相手を陥れてでも富を得ようとする資本主義的な奴を取り締まる為だよ。」
「ひどいね、ソイツ。」
「ひどいことは無い。資本主義の考え方では当たり前の事だ。
今の資本主義は競争市場で競い合って商品の品質を向上させていっているんだ。」
「・・・ん?」
「社会主義になるとね。競争がなくなるだろ。政府がこれだけ作れって命令を下すんだから。
そうすると、価格が一定に決められて、商品の向上も何もなくなるんだよ。」
「へ〜。訳わかんないけど。」
「例えばハサミだとすると、まぁ、花切ったりするのは別と考えて、
よく切れるハサミを開発しても、テキトーにその辺の金属使って
きり難いハサミ作っても同じ給料しかもらえなかったら、お前ゼッテ―開発なんてしないだろ。」
「うん。」
「勤務時間さえ守れば同じ給料。仕事なんかしなくなる。
まぁ、個人の働きぶりで給料のランク付けを政府がすればいいんだけど。」
「めんどくさ。」
「やんなきゃろくな商品が出回らない。」
「今問題になってる税金や年金は?」
「税金は必要なくなるな。政府から給料もらうから其処から引けばいい。
もらった給料から税金とられてんだ。
後、年金はどうなんだろうな。普通に考えて年金の配布は無理だな。」
「え〜なんで。年金欲しいじゃん。」
「地球中の老人を年金で養うのは無理だろ。老人にいちいち医療とか受けさせてたら人口爆発もいいところだ。
いつまでたっても死なないでしょう。」
「長生きはいいことだよ。」
「食料が足りなくなるだろ。死んでもらわないと。」
「慎吾君は冷たいですねぇ。」
「そうですねぇ。」
「平和な世界は長生きできないのかぁ。」
「長生きしたかったのか?」
「人間ですから。」
「ついでに言うとおしゃれも禁止だな。後、お前の食ってる菓子も。」
「何で!酢昆布が無くなったら死ぬよ!」
「世界的に見れば酢とか塩とか砂糖は無駄に出来ないだろ。
パンや米を支給するので手一杯で肉や野菜ならともかく菓子まではたどり着かないだろ。」
「そんな・・・しかもお洒落も禁止だなんて。このあったかモコモコマフラーも?」
「あったかモコモコマフラーも。」
「何でさ。凍え死ぬじゃん。」
「さっき言ったろ。人民服とTシャツって。人と違った服着たいとか思うだろ、お洒落すると。
服装に競争意識とか伴っちゃだめなんだよ。生産するのは国営の工場だし。」
「じゃぁ、北極の人とかは??寒いじゃん!」
「政府の支給する防寒着じゃねぇ?」
「あ、そっか。なら大丈夫だね。」
「でもそんな金が造れるかねぇ。」
「どうだろうねぇ。
ところで慎吾君。」
「何だよ。」
「君は人民服を着て、切れないハサミを使って、支給のまずいパンを食べて、
国営の工場で働いて、年寄りになる前に死にたいかね?」
「死んでも嫌っす。」
「世界平和って難しいですねぇ。」
「難しいですねぇ。」
資料とか集めてないんで適当です。嘘がかいてあったら見逃してください。
石は投げないでください。
この文章については流石にbbsでの批判の書き込みはご遠慮ください。
top 2004/10/23