ええ〜と、ハリーポッター5巻。不死鳥の騎士団の感想です。
酷評になります。
小説なんてろくに読んでいないのに評論家じみたえらそうなことを書きます。
「ハリーポッター5巻、めっちゃ面白かった。批判する人は許せない。」
と言う人はお帰りください。

完璧自己満足なページです。

前半日記の延長です。





それで下へ。



ちなみにもちろんですが、ネタバレしています。























ハローポッター5巻。予約して、発売日に買いました。
1、2、3巻がすごく面白くて、4巻はいまいちだったのですが、5巻には3年も待ったことでとても期待していました。
3年です。それだけ待たされたんですよ。
そりゃ期待もしますよ。読者の勝手な気持ちですけどね。
最初に言っておきます。私はハリーポッターの大ファンです。
読み進めてもこれは忘れないでください。
とりあえず値段。4,000円。月の小遣い5,000円。バイトは親と学校に禁止されています。
漫画大好きな私は小遣いほとんど漫画と食料に換えてしまいます。
親に借金。
ええ、まぁ、いつものことですよ。
借金が2万になろうがいつものことです。
写真を撮るだけでも借金だらけですよ。
学生は金が要るんです。
そして学生は金が無いんです。
そして浪費癖のある私はもちろん金が無いんです。
ええ、かまいませんよ。
愛しのシリウスのためです。
愛すべきシリウスのためです。
4,000円ぐらいどうってこと無いですよ。
親に金を貸してくれと頭を下げることぐらい。

買ったはいいのですが、9月は新学期。
そして私は受験生。
読む時間がありませんでした。
そんな時。
そんな時、名古屋の豪雨です。
カラオケからの帰り、腰まで迫り来る汚水の中を、降りしきる強い、と言うか痛い豪雨の中を必死で帰りまして、
熱を出して学校を休みました。
熱と言うか微熱なんですけどね。
体が動きません。すごくだるいです。
あさ、着替えて朝飯(毎朝お茶漬けなのですが)を食べようとしたとき、茶碗がうまく持ち上がりませんでした。
なんというか、中の1日学校行って、2日休んで次の日学校早退して〜と、なんか病弱な女性なような生活を送りました。
夏から体がおかしいのです。夏ばてがひどくて補習休んだり早退したり、胃を壊したり。

まぁ、今はだいぶよくなりましたけどね。(夜7時まで寝てましたけど)
というわけで、学校休んで熱は大して無いのに体が動かないから頭だけさえて。
読みました。

どうなのよ。J.K.ローリングさん。
親世代のふくろうのシーン。萌えました。
とってもとっても萌えました。
ジェームズ、其処まで鬼畜だったんですね。ちょっと嬉しいよ。
ルーピン。思ったとおりの性格だよあんた。友人二人が何をやっていても我関せず。ルーピンはそうでなくっちゃ。
シリウス。言うことなし。素敵すぎ。まさに、こうあってほしいという願いがそのまま実現したようだったよ。
リリー、ジェームズと同じく。
見るからに親世代ファンへのプレゼント。
萌えたの、其処だけ。
いや、現代のシリウスが鼻歌を歌ったりとか、拗ねたりするシーンは萌えました。
シリウスファンだからはっきりいって、シリウスさえ出てたら、もう、何でも萌えるんですよ。
でも、其処だけ。

はっきり言って、4,000円出す価値無いです。
つまらん。
1,2,3巻に比べたら糞です。
とりあえず主人公のハリー。
4巻のときから少し微妙な性格になってきたなと思っていたんです。
5巻。最初から最後まで偏屈な性格。ただ怒っているだけ。
わめき散らすだけの主人公になっている。
感情移入もできたもんじゃない。
あれだけのページ数あって、感情移入できないのは致命的。
今回は主人公に魅力が感じられない。

ロン。もうちょっと出番があってもいいのでは・・・・。
クイヴィッチのシーンは削らなくても、いいと思うんだけどなぁ。
ハーマイオニー、口うるさい役にとどまっている。
今回ハリーに媚びりすぎ。
魔法省のアンブリッジこれは結構面白いキャラだと思う。
実力は無いのに威張り散らしているところとか。お役所を象徴していて。
彼女の行動にはメリハリがあって、でもそれによって主人公の影が薄くなっているような。
ネビル。君、脇役じゃないの?
フィレンツェ、う〜ん。君、出てこなくてもいいんじゃないの?
アンブリッジはケンタウロスじゃなくって、巨人が潰したーでいいじゃん。
双子。うん。大好き。アンブリッジへの嫌がらせとか、読んでて面白かった。
ハリーが其処に加わるべきでは無いだろうか。
主人公今回影薄すぎ。
脇役が這い出てきて、主役の3人の影がすごく薄くなっていると思います。

よく漫画であるじゃないですか。
最初は主人公中心で面白くて、進んでいくにつれて脇役に人気が出すぎて、
脇役中心に話が進んでいってしまうやつ。
あんな感じ。
キャラが強くなりすぎて、ストーリーがキャラに振り回されていると思うんです。
うまくストーリーがまとまっていなくて、はっきり言ってつまらなかった。

戦闘シーン。
其処に行くまでに冷め切っていました。
微妙。
わくわくもしないし、どきどきもしませんでした。
シリウスの死ぬシーン。
・・・・・・へこい。
それで終わり?
もうちょっと引こうよ。3巻からの重要人物なんでしょう?
でさ。
どうせなら戦闘シーンの終わりで死のうよ。
途中で死んでハリー戦闘やめちゃうし。
シリウス、死なんでもいいんじゃない?
いや、シリウスファンだからではなくって、話的に。
シリウスが死んでからは話の流れが急に速くなって、
なんかダンブルドアの話とかも退屈なだけだったし。
うん。

あと、伏線張りすぎ。
でもって、その伏線の落ちがヘコすぎ。
おばさんへの吼えメールとか、ダンブルドアがハリーと目を合わせなかったこととか。
クリーチャーとか。

私的には期待はずれでした。
いや、1冊の本としては面白いとは思うんですが、
ハリーポッターとしてはイマイチ。
今までの話が面白かっただけに。
ファンタジー色も今回は薄かったと思うし。

ここまできたら全部読もうと思ってはいますが、次回もこんな風だったらどうしようか検討中。
たぶんまた3年ぐらいかかると思うし。

まぁかなりの自分勝手な酷評となってしまいましたが、この辺で終わっときます。
映画の評論も載せようかなぁ。
今度は好評で。








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